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「北海道における意思疎通支援者養成事業への取り組みについての研究」へ ご協力のお願い:関係された皆様、御一読ください

2020 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日の間に
北海道言語聴覚士会主催、失語症者向け意思疎通支援者養成研修に関係した方へ
「北海道における意思疎通支援者養成事業への取り組みについての研究」へ
ご協力のお願い
研究実施団体名 北海道言語聴覚士会
会長 小橋 透
研究責任者 北海道言語聴覚士会 常任理事 籔 貴代美
研究分担者 北海道言語聴覚士会 常任理事 若松 千裕
1.研究の概要
1) 研究の目的
北海道言語聴覚士会(以下、道士会)は、北海道と政令指定都市である札幌市から委託されて 2020年度から札幌市で養成事業を開始しました。養成研修においては、必修科目では、失語症者の意思疎通を支援するための最低限必要な知識及び技術の習得が求められています。選択科目では、多様なニーズや場面に対応できるコミュニケーション技術の習得が求められており、必修科目より応用力の養成に重きが置かれています。道士会は、必修科目と選択科目の連続性を踏まえて、各科目を 1 年ごとに実施し、2 年間で質の高い支援者の養成を目指しました。我々は、必修科目と選択科目を 2 年間で実施する北海道における支援者養成モデル(以下、北海道養成モデル)の実施状況を分析し、その結果を報告することを目的としています。
2) 研究の意義・医学上の貢献
平成 30 年に厚生労働省から各都道府県、指定都市、中核都市に対して、失語症者向け意思疎通支援者の養成カリキュラム等についての通知が出され、失語症者の社会参加を促進する施策が動き出しま
した。現在、日本言語聴覚士協会と都道府県士会が協力して、失語症者向けの意思疎通支援事業が開始されています。2022 年度には、多くの都道府県士会で支援者の養成が開始されていますが、具体的な運営方法については各都道府県士会に任されています。研修を実施する都道府県士会あるいはその地域によって、養成できる人数や、研修運営に必要な言語聴覚士(以下、ST)の人数、実習に参加してもらう失語症者の人数、行政との対応や予算も異なり、運営における課題は多い状況です。北海道での養成事業の取り組みを公開することで、各都道府県士会における養成事業を推進に貢献します。
2.研究の方法
1) 研究対象者
2020 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日の間に、北海道言語聴覚士会主催の失語症者向け意思疎通支援
者養成研修に関係した受講生、支援者、言語聴覚士、失語症者とその家族、その他関係者が研究対象者です。
2) 研究期間
会長承認日~2024 年 3 月 31 日
3) 予定人数
2023 年 3 月 31 日時点で本事業に関係した 174 名を対象とします。
4) 研究方法
2020 年 4 月 1 日~2023 年 3 月 31 日の間に北海道言語聴覚士会主催、失語症者向け意思疎通支援者
養成研修に関係した方を対象とします。対象者のデータを保存されている電子データから抽出します。抽出された情報の統計を分析し、本事業の実施状況を分析します。
5) 使用する情報
この研究に使用するのは、北海道言語聴覚士会意思疎通支援部に保存されている情報の中から以下の項目を抽出し使用させていただきます。分析する際には氏名、生年月日などのあなたを特定できる情報は削除して使用します。また、あなたの情報などが漏洩しないようプライバシーの保護には細心の注意を払います。
・受講生:年齢、性別、本事業を知った経緯、失語症者との会話経験の有無。
・実習サポート ST:性別、臨床経験年数。
・失語症者:性別、失語症重症度。
6) 情報の保存、二次利用
この研究に使用した情報は、研究終了後 5 年間、北海道言語聴覚士会の事務所で保管致します。電子情報の場合はパスワード等で管理・制御されたコンピューターに保存します。その他の情報は施錠可能な保管庫に保存します。
7) 情報の管理について責任を有する者
北海道言語聴覚士会 会長 小橋 透
8)研究結果の公表
この研究は氏名、生年月日などのあなたを特定できるデータをわからない形にして、学会や論文で発表しますので、ご了解ください。
9) 研究に関する問い合せ等
この研究にご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。また、あなたの情報が研究に使用されることについて、あなたもしくは代理人の方にご了承いただけない場合には研究に使用しませんので、2023 年 4 月 30 日までの間に下記の連絡先までお申し出ください。お申し出をいただいた時点で、研究に用いないように手続をして、研究に用いられることはありません。この場合も、その後の北海道言語聴覚士との関係において皆様に不利益が生じることはありません。
ご連絡頂いた時点が上記お問い合せ期間を過ぎていて、あなたを特定できる情報がすでに削除されて研究が実施されている場合や、個人が特定できない形ですでに研究結果が学術論文などに公表されている場合は、解析結果からあなたに関する情報を取り除くことができないので、その点はご了承下さい。
<問い合わせ・連絡先>
北海道言語聴覚士会 常任理事 氏名:若松 千裕
電子メール:jimukyoku@st-hokkaido.jp

 

 

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